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会議録 2006.08.22更新
予算特別委員会 都市整備  「花と緑のあふれるまちづくりについて」 H18.03.22
 
■上島よしもり 委員
 新しい施策であります花いっぱい運動について伺ってまいります。
世田谷区のブランドを維持、また向上していくということを考えたときに、都心の近くにありながら花と緑にあふれるといったことが、この世田谷区にとって大事なイメージになろうかと思っております。それは、公共がすべて用意するというものではなくて、やはり区民、または事業者といった方々と協力して進めていく、そういう運動をどういうふうに巻き起こしていくかということが大変重要だというふうに思っております。
以前、ニュージーランドのクライストチャーチという町を訪れたことがありました。その町は、中心部に小さな川が流れておりまして、町を眺めても、またどの家を見渡しても緑と花でいっぱいの、本当に美しい町でございました。市民一人一人が生活の質というものを大変意識して生活されているということが伝わってきた町であります。
伺ったところによりますと、年に一度、花が美しく咲くころに、市を挙げてコンテストを行いまして、そこで選ばれることは、市民にとって大変名誉とされているということを伺いました。なるほど、お互いに家々が競い合うように美しくアレンジされる町には、そういう仕掛けがあるのだなと感心したことを覚えております。
今回、区がこの花いっぱい運動の中でコンテストを行うという予算案を組まれまして、非常に期待しておるところでございますが、かといって、区民の意識を高めるまでの運動につなげていくには、これは大変難しいといいますか、簡単なことではないと思っております。
そういう思いを持ちながら、幾つか質問をしてまいりたいと思います。
まずコンテストの内容についてなんですが、現在検討中ということでございますけれども、より多くの参加と注目を集めるための工夫が必要であると思います。区内を見渡しますと、花を大切にしている取り組みはさまざまであることから、私は、まず幾つかの部門を設けるべきだというふうに思っております。
例えば、既に想定されているところでしょうけれども、道路や未利用地での取り組みを里親部門、また、それとは別に、商店街や駅前などの公園広場部門、また、個人のお宅でも道路や線路の方に向かってすばらしい花や緑を咲かせているところもあれば、また、マンションや団地でもすばらしいところがあります。そういう意味で、個人宅部門と集合住宅部門という分け方もあると思います。そして、そういった取り組みとは別に、これは花だけではなくて、緑という観点で生け垣部門や屋上緑化部門なども必要かと思います。また、あらゆるカテゴリーにこだわらず、すばらしいアイデアがあれば、アイデア部門というものがあってもいいと思っております。
このようなイメージで、幾つか部門を設けていただきたいと私は思っておるわけですが、こういう考えについてご感想といいますか、ご所見を伺いたいと思います。
◎男鹿 街づくり推進課長
 コンテストにつきましては、やはり多くの区民の方が運動に参加するための動機づけが必要だと思っていますので、委員ご指摘のとおり、やっぱりいろんな部門が必要ではないかと思っています。そのあたり、きょうのご意見を聞きながら検討していきたいと思います。
■上島よしもり 委員
 生け垣部門とか、また屋上緑化部門といった、いわゆる花というよりは緑、花も含まれると思いますけれども、その辺については、いかがお考えでしょうか。
◎男鹿 街づくり推進課長
 屋上緑化とか生け垣については、なかなか緑ということもありまして、花いっぱいのコンテストに入れるかどうかについてはいろいろと検討が必要なのかなと思いますけれども、運動の中では、やはり緑を広めていくということの中で何かしらとらえていきたいなと思っています。
■上島よしもり 委員
 ぜひ緑という観点も入れていただきたいと思います。
もう一つポイントとしては、私は出張所の協力が必要だと思うんですね。つまり、町内のことをよく知っていらっしゃる、町会と関係の深い出張所ごとに取りまとめを行ったり、これは所管は違いますけれども、まちづくり出張所を盛り上げていくといいますか、活性化の仕組みとしても生かせると思っておるんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
◎男鹿 街づくり推進課長
 町内についてはまだ検討段階ということで、体制はできていないんですけれども、やはり身近なまちづくり推進委員の中で緑化部会とかありまして、その緑化部会の方のご協力は必ず必要かと思いますので、そのあたりは考えていきたいと思います。
■上島よしもり 委員
 ぜひ出張所を巻き込んでやっていただきたいと思います。
次に、継続性についてでございますけれども、コンテストといいますか、今回は一年という予算組みというふうに聞いておりますけれども、私は継続的に行って、世田谷のすばらしい花と緑をお互いたたえ合って発展させていくといった、そういう運動につなげていければなと思っております。
もちろんずっと区が直接行うのではなくて、今回、まず区がしっかりとした形をつくって、その後に、例えば新財団に実施主体となっていただいて引き継ぐという形も考えられると思うんですが、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
◎男鹿 街づくり推進課長
 コンテストにつきましては、やはりあくまでも花いっぱい運動の動機づけということで、今のところ継続して実施するということは考えてはいないんですけれども、やはりコンテストの結果とか、花いっぱい運動の展開の状況によっては、あるいは実施主体を新しい財団とかということの先ほどの提案も含めて、何かしら総合的に判断した上で考えていきたいなと思っております。
■上島よしもり 委員
 やはり一回限りのイベントのように終わってしまうのは私はもったいないと思いますので、ぜひその辺、さらに検討していただきたいと思います。
 その際に、世田谷区が形をしっかりとつくるという部分では、所管を超えた協力といいますか、最低限、区内のすべての公共施設において率先垂範していくという姿勢が非常に重要だと思うんですが、その辺の意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
◎男鹿 街づくり推進課長
 この花いっぱい運動に取り組むに当たっては、やはり区内部の取り組みが重要じゃないかなというふうに考えております。職員の中には園芸とかそのあたりの趣味とかを持っている方もおられると思いますので、そういう職員も含めて、やはり公共施設、区が率先してやっていくような体制をつくっていきたいというふうに考えております。
■上島よしもり 委員
 公共施設といいますと、学校もありますし、また、準公共的といいますでしょうか、線路わきなど、こういうところでも、やはり積極的に進めていただきたいと思います。また、大前提として、植栽なんですけれども、植栽で枯れたところ、またはげたところが随所見受けられると思っております。その辺の管理が不十分ではないかと私は思っておりますので、こういう運動をやる際には、しっかりとその辺もやっていただきたいと思います。
 もう一つ、区内の事業者の協力も必要だと思っております。
 そこで、世田谷区は、既にあらゆる施策を進める上で、区民と事業者の協力連携は欠かせないとしておりますけれども、最近はCSRということで、企業の社会貢献が活発になっております。その事業者に対する呼びかけ、その辺が大事だと思いますが、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
◎山口 土木調整課長
 企業の社会的責任、いわゆるCSRでございますけれども、最近活発になってきておりまして、今お話がありましたように道路とかの中でも、逆にこちらから企業者側にアプローチしていくことも必要だと思っておりますので、その辺、今後、企業のCSRの方向性を確認しながら考えていきたいと思います。
■上島よしもり 委員
 時間の関係で、もっと質問したいことはあったんですけれども、ぜひこういう中途半端な形じゃなくて、しっかりと取り組んでいただいて、真の世田谷らしい運動をつくっていただきたいと思っております。ぜひよろしくお願いいたします。
 終わります。
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